Oblivionプレイ記録 068 じゅもんを 1つ おぼえた! Mod「ASLES – Alternative Spell Learning System」

Oblivionの世界において、プレイヤーが行く先々で魔法は存在している。モンスターは生まれながらにして魔法を会得しているし、農夫はしょっちゅう魔法を唱えている、野盗やガードそれに街の住人にしても同様だ。だが、プレイヤーは偉大なヒーローという設定の割には、魔法を習得する術は「購入」しかないって?信じられないよ!

ASLES – Alternative Spell Learning System
http://www.nexusmods.com/oblivion/mods/42742/?

ASLESの仕様下で、スペルを習得した時のSS。左上の通知領域にその旨のメッセージが表示された。

ASLESの仕様下で、スペルを習得した時のSS。左上の通知領域にその旨のメッセージが表示された。

ASLES – Alternative Spell Learning System」は、プレイヤーキャラクタが、新しい魔法を、自然に習得することができるようになるModです。繰り返しスペルを詠唱すること、魔法に係わる能力を伸ばすこと、それらを通じて、スペルの習得に近づくことができます。

要件はOBSEv20以降、Shivering Islesです。作者がこのModの製作を行った際の環境となります。

戦闘において、スペルを詠唱すること。それを継続していれば、やがてその時は訪れます。プレイヤーは、ふと閃き、新たにスペルを習得します。

実際のModの仕組みとしてはx秒ごとに、スクリプトが走り、スクリプトが実行されている間にプレイヤーがスペルを詠唱すると、ゲームにおけるスペルのうち1つがランダムで選ばれるとのことです。当然ながら、その際、プレイヤーが十分なスキル習熟レベルに達していなければ、そのスペルを習得することはできません。また、プレイヤーのintelligence(知力)の値が高ければ高いほど、そのスクリプトが走る頻度は上がります。

また、習得できるスペルは、Vanillaに存在するスペルのみのようです。「技術的には、他のModに追加されるスペルをも習得対象に含めることはできるだろうけど、その機能を実装するつもりはないよ」といった内容が追伸に書かれていました。また、クエストを通じて習得できる魔法は、除外されています。

互換性について。作者は、OOOやLAMEといったスペルのスタッツ、系統、それに要求レベル等を変更するModとの互換性はテストしたそうです。もし他のModによりスペルの名前や系統、要求レベルが変更されていたとしても、ASLESは必要な時に、in-gameの実際のスタッツをチェックするから大丈夫だよ、ともModの概要には記されています。また、逆に互換性の取れていないModとしては「Chargeable Spells」を挙げています。

このModを構成するのは、.espファイルのみです。Oblivion Nexusのダウンロード欄では5種類のバージョンが提供されています。スペルの習得できる頻度を、.espファイルの選択を通じ、選ぶことができます。

  • 無印 – 標準
  • rarer – 6倍、稀(まれ)
  • rarer rare – 18倍、稀
  • even rarer – 60倍、稀
  • craziness – 上の3バージョンとは逆に、狂ったようにスペルを習得できる、動作テスト用

また、ダウンロード欄には、BAINパッケージ版も用意されています。

さて、”無印”の.espファイルを導入して、ゲームをプレイしてみました。Warriorタイプのキャラを使う身としては、”無印”のそれで、「ちょうどいいかな、でもこのペースで行ったら少し要らない魔法も増えてしまうかな」といった感想を持ちました。mageタイプのキャラを使っている人には、”rarer”や”rarer rare”バージョンがいいのではと思います。

では、今日はこの辺で。

[追記] 集中的に戦闘を行う機会を得たのですが、記事をpost時に抱いた感想とは少し異なり、Warriorタイプのキャラを使う自分でも、”無印”バージョンでは魔法の習得がハイペースに過ぎると感じました。なので”無印”バージョン→”rarer”バージョンへと、.espファイルを切り替えました。Mageタイプのキャラを使う方は、”rarer rare”もしくは”even rarer”がいいのでは、と今では思います。訂正というほどのことではないのですが、追記まで。

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