Oblivionプレイ記録 009 Unofficial Oblivion Patch(UOP)の導入と日本語化(しとしん版)

Unofficial Oblivion Patch(UOP)の適用、日本語化には、代表的なもので2つの方法があります。もう一つの方法も、こちらで説明しています。
Oblivionプレイ記録 019 Unofficial Oblivion Patchに日本語化テキストをConstruction Set(CS)でインポート

しとしん版日本語化ファイルセット、Unofficial Oblivion Patchともに、改訂やアップデートを重ねて(Unofficial Oblivion Patchについては、Unofficial Oblivion Patch ‘Supplemental’という形で更新が続いている)います。この記事で扱っているのはそれぞれ2.9.1、3.2.0のものですのでご注意ください。

この記事は、既に日本語化パッチ(Oblivion.exeに作用し、日本語の表示を可能とする)を適用していることを前提としています。

Unofficial Oblivion Patch (オブリビオン非公式パッチ) v3.2.0 日本語化パッチ(しとしん版) ver2.9.1対応

0. 概要

この記事は、UOPの導入下でOblivionを日本語化する手順を記録したものです。しとしん氏が提供するパッチファイルを利用することで、UOP を「しとしん版日本語化テキストをインポート済み」の状態にすることができます。場所やNPCの名前、アイテムなどの名詞も、日本語化されます。

手順としては、付属のドキュメントの指示通りに、まずしとしん版日本語Modをインストールし、正常に動作しているのを確認します。その後Unofficial Oblivion Patchを導入し、その動作を確認。次にしとしん版日本語Modを外します。最後にUnofficial Oblivion Patchに対する日本語化パッチファイルを実行してその動作を確認すれば、今回の目的は達せられることになります。

1. しとしん版日本語Mod 2.9.1 のインストール

1-1. 2.8のインストール

2.9.1のファイルはver2.8からのアップデートファイルなのでまず、しとしん版日本語Mod 2.8をインストールする必要がある。

こちらから、「名詞日本語化ファイルセットver2.8」をダウンロードする。そして解凍。

解凍したフォルダの中のmenusフォルダを\Oblivion\Dataにコピーする。

  • JPWikiModAlt_by_Cytosine.esp
  • JPBooksAlt_by_Cytosine.esp
  • JPWikiModAlt_onlySI.esp

\Oblivion\Dataに、上記3つのespファイルをコピーする。(SI(Shivering Isles)を訪れる予定のない人は、「JPWikiModAlt_onlySI.esp」はコピーする必要がない。)

OBMM(Oblivion Mod Manager)を起動して、左のespファイル一覧に先程追加した3つのespファイルが表示されていることを確認する。それらをできるだけロード順を先にするように「Move up」させてやり、チェックを入れる。そしてOBMMを終了させる。

Oblivion Launcher(Oblivion.exeをダブルクリックすると起動するメニュー画面)を起動して、Data Filesを選択。先程追加したの3つのespファイルにチェックが入ってることを確認する。

セーブデータをロードする。日本語化がつつがなく行われていることを確認し、セーブ。

1-2. 2.9.1のインストール

こちらから、「名詞日本語化アップデートver291」をダウンロードする。そして解凍。

  • JPWikiModAlt_by_Cytosine.esp
  • JPBooksAlt_by_Cytosine.esp

上記2つのファイルを\Oblivion\Dataに上書きする。

この際OBMMをチェックして、espファイルのロード順が書き換わってないかをチェックする。問題がなければOBMMを終了させて、セーブデータをロードする。

日本語化が無事されていることを確認し、セーブしてゲームを終了。

2. Unofficial Oblivion Patchのインストール

2-1. ダウンロード

Unofficial Oblivion Patch at The Elder Scrolls Nexus – Oblivion mods and community(要登録)

インストールされているOblivion.exeがv1.2.0.416であることを確認。ページからタブメニューのFilesを選択し、Unofficial Oblivion Patch v3_2_0 OMOD Versionをクリック。ダウンロードが開始する。数百MBと大きなサイズのファイルなのでダウンロードに時間がかかる。自分の環境では30分強かかった。

2-2. インストール

OBMMを起動し、Loadボタンをクリック。先程ダウンロードした「Unofficial_Oblivion_Patch_v3_2_0_OMOD_Version-5296.omod」を指定する。ファイルの容量が大きいため、少し固まるような挙動を示すがしばし待つ。

OMOD一覧の画面に、Unofficial_Oblivion_Patch_v3_2_0_OMOD_Version-5296.omodが表示されたら、Activateしてやる。Decompressing(解凍)で固まることもあるが何もせずにしばし待つ。

解凍が完了すると初期設定に画面が移る。

Vampire Aging/Face Fix(ヴァンパイヤ化したときの不具合の修正)
Citadel Door Fix(城のドアの開閉するときのサウンドの修正)

について適用(Apply)するか聞かれるので両方とも「Apply」を選択してOKを押す。

Custom body mods(体型をカスタムするMod)を入れているか聞かれるのでそれに答える。

これで初期設定は完了。OBMMを終了させる。

2-3. 起動確認

Oblivion Launcherを起動し、Data Filesを開いて、「Unofficial Oblivion Patch.esp」、「Oblivion Citadel Door Fix.esp」、「UOP Vampire Aging & Face Fix.esp」それぞれにチェックが入ってることを確認する(「Unofficial Oblivion Patch.esp」以外については、先程の初期設定でApplyを選択しなかったらチェックを入れる必要はない)。

アイテム:Unofficial Oblivion Patch

呪文:Fix Follower Double-Face Bug

ゲームをロードすると、Inventoryに「UnOfficial Oblivion Patch」、使える魔法に「Fix Follower Double-Face Bug」が追加される。

3. UOPの日本語化

OBMMのespファイルリストから、「JPWikiModAlt_by_Cytosine.esp」とのチェックを外す※1。OBMMを終了させる。

「UOPv320日本語化_しとしん版291対応.exe」を\Oblivion\Dataにコピーし実行。正常終了とでればOK。

Oblivion Launcherを起動し、Data Filesを開いて「JPWikiModAlt_by_Cytosine.esp」のチェックが外れていることを確認する※2

セーブデータをロードする。

Inventoryにある「オブリビオン非公式パッチ(日本語化前はOblivion Unofficial Patch)」というアイテムをクリックしInventoryを閉じるとUOPの設定画面が出る。それが、冒頭の画像のように日本語されていればOKだ。

  • ※1,※2 「JPBooksAlt_by_Cytosine.esp」はチェックを入れたままにしておく。Shivering Islesを訪れる予定のある人は「JPWikiModAlt_onlySI.esp」も同様だ。

1件のコメント

  1. こちらの詳しい導入方法を読んで、無事に導入&日本語化できました。
    親切丁寧な記事を載せてくださった事に心から感謝いたします!

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