Fredrikは己の研鑽(その実、野盗との戦い)に務めながらも1つ胸に引っかかるものを感じていた。そう、あのクエストのことだ。
Fredrikは1度はkvatchに向かった。確かに向かいはしたがその惨状に恐れをなしてその場から逃げ出してしまっていたのだ。
「戦いに慣れた今なら…」
そう思ったFredrikは再びkvatchの地を目指した。
kvatchから避難した人々が仮の住まいとしているキャンプ地だ。Boldonという男に話を聞く。
「みなが眠りについていた夜更けのことでした。Oblivion Gateが開いたのです。Daedraが出現し、街に火を放ちました。大勢が死にました。でも逃げのびた人も。」
感傷に浸っている暇は無い。今大事なのは、皇帝の血を引くというMartinの安否を確認することだ。kvatchの正門へと道を急ぐ。
kvatch正門を確認できるところまで来た。Oblivion Gateがぱっくりとその口を開けている。兵士が3人。ここでDaedraを食い止めているのだろう。そのうちのリーダー格と思しき男に話しかける。
Savilian Matiusという名らしい。Martinは無事なのだろうか。ここでFredrikは助太刀を申し出る。
クエストが追加される。彼は言う。Oblivion Gateを閉じる方法が何かあるはずだ、と。Martinのことを問いただすと、MartinはChapel of Akatoshに立てこもっているという。
まずはMartinの安否を確認することが先決だ、とFredrikはKvatchの門をくぐった。
Kvatchの城下は見たことも無い異界のモンスターがうようよしていた。荒廃しきっている。
なんとか撃退し、Chapel of Akatoshの建物内へと入る。
中で切迫した表情の女性の戦士に話しかけられる。
何?Martinは生きてるって??
Chapelの祭壇近くに彼はいた。
「皇帝は私にあなたを探すように命じました」
Fredrikは言う。
「君は何者なんだ?」
Martinはこの惨事にとても悲観的になっているようだ。口をつく言葉はニヒリスティックなものばかり。ここでFredrikはこう切り出した。
「あなたはUriel Septimのご子息です」
「皇帝?私が皇帝の血を引くというのか?」
Fredrikは続ける
「Daedra達はあなたを狙いここを襲いました」
Martinは答える。
「私を殺すために街が巻き添えに?わたしが皇帝の血を引くからか?」
「一緒にWeynon修道院に行きましょう」
Fredrikは言う。
「だめだ、すまないが君の言葉が真実でも皆を置いてここを抜け出すわけにはいかない。」
Martinは頑として聞かない。そこでFredrikが提案をした。
「では私めがOblivion Gateを何とかします。」