Oblivionプレイ記録 021 Video周りの設定を行い、グラフィック改善Modを導入した

20~30時間ほどPlayしてみて、PCの性能的にはまだまだ無理が利くかな、と思い、グラフィック周りの設定、Modの追加を行った。

Video Quality Presets

Oblivionの初回起動時に、Oblivionはプレイヤーの使っているPCのVideo周りの性能をdetect(検出)して最適なVideo Quality Settingをセットする。この設定は、自分の場合だいぶ余裕を持った(まだハードウェア的に無理が利く)ものだったので、より高いものへと設定した。Oblivion Launcherの[Option]から設定できる。

AA、AF、HDR

自分の使っているVGAはnvidiaのそれ(GeForce 9500GT 512MB)。Wikiにあるように、AAはnvidiaコントロールパネルより有効にして、HDRをOblivion側で設定した。なお、AFもnvidiaコントロールパネルから有効にした。(僕の現在のnvidiaコントロールパネル/Oblivion Launcherの設定はこちらから)。

  • AA…Anti Aliasing。アンチエイリアシング。エッジの目立つ画像を滑らかなものに処理する。
  • AF…Anisotropic Filtering。異方性フィルタリング。視線の角度と,テクスチャを貼り付けるポリゴンの傾きの関係を吟味して,その都度最適なテクセル処理を行う。
  • HDR…High Dynamic Range。陰影がよりリアルになり、露出のシミュレーションが可能になる。また、まぶしさの表現が可能になる。

パフォーマンス – Oblivion Wiki JP 避難所

Distant Rendering

Oblivion Launcherの[Option]から選択できるこの項目。遠方のものを描写するか。この項目についてチェックを入れてなかったのだけれど3つともチェックを入れた。これで遠方の風景・建物・木々についても描写される。もちろんマシンに以前よりは負荷がかかる。

グラフィック改善Mod

今回導入したModは以下の4つ。Qarl’s Texture Pack III(以下QTP3)と、諸々の姉妹Modを導入した。1週間ほどplayしたところ、fpsも30~50で安定している※1ので、このまま継続して利用しようと思う(筆者のハードウェア環境はこちら)。

  • QTP3 [link]
  • QTP3 Reduced (Lite) [link]
  • QTP3 Reduced Normal Maps [link]
  • Qarl’s LOD normals 4096 compressed※2 [link]

QTP3とはQarlの手によるTexture(とmesh)の詰め合わせ。Oblivionの世界をより高解像度に、写真のような写実性をもたせるためのMod。

QTP3 Reducedとは、QTP3の目指しているグラフィックを、より貧弱なVRAMの環境下でも実現することを目標に作成されたMod。Modの概要には「VRAMが256MBでも機能するように」と書かれている。実際使った人の間では「512MBでちょうどいい」という声もあるようだ。QTP3 Reducedの導入には先だってQTP3の導入が必要。

QTP3 Reducedには

  • Lite
  • Regular
  • Max

と3つのバージョンが用意されている。LiteからMaxへと進むに連れて、より低負荷となる(Reduceの度合いを表しているようだ)。

QTP3 Reduced Normal MapsもQTP3をVRAM256MBの環境で使えることを目標に作成されたMod。normal maps(meshの凸凹情報)のデータサイズを1/4にしたものとなる。こちらも先だってQTP3の導入が済んでいることが必要。

Qarl’s LOD normals 4096 compressedは遠景のtextureを入れ替えるMod。遠景の起伏、明暗をより精緻に表現することを目指している。

  • ※1 2010年8月現在は、もう少しNVIDIA側の設定も弄って、Mod数も増えた結果、fps10台後半~30でプレイしています。
  • ※2 [11/04/14 追記] 1年以上前の記事にようやく追記なのですが、Wiki JPにもあるように、「このMODのノーマルマップはデフォルトよりも遥かに改善されているので、テクスチャに関しては2048×2048版で」十分です。4096×4096版を選ぶといたずらにVRAMの消費量を増やすことに繋がります。作者自身も、「際立った違いはない」と言っています。また、このパックは遠景の「ノーマルマップ」テクスチャを提供するだけなので、今の自分なら併せて遠景の「メイン」テクスチャも導入することも検討します。ノーマルマップを差し替えただけでも、表面の奥行きの表現や凹凸感は向上するはずですが。

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