MSI Afterburner + HWiNFO32/64

Skyrim関連のScreenshotで最近見かけた、ゲーム画面にオーバーレイ表示されたデジタルフォントの文字。CPUの各コアの使用率やGPUに関する情報などを表示しているそれについて、なんだろなー、と思っていたのですが、調べていくうちにRivaTunerというソフトウェアに行きつきました。インストールを行い、自分があたった情報をもとにセットアップを試みたのですが、設定でつまずき、深入りを怖れてアンインストールしました。その後MSI Afterburnerというソフトウェアをインストールしました。MSI謹製のソフトウェアです。当のRivaTunerの開発陣が製作にかかわっているとのこと。MSI製のGPU以外でも基本的には利用可能だそうです。そのソフトウェアには、”RivaTuner Statistics Server technology”なる機能が搭載されていました。このMSI Afterburnerを用い、ゲーム中でそれらしきものを表示させることができました。しかし、表示させることができた項目はGPUの温度や動作クロックなど、GPUに関するものだけでした。困ったな※1、と再度Googleにあたってみたところ、とあるForum Threadを見つけました。2011年5月29日の投稿を以下抜粋、意訳します。

RTSSのサポート – HWiNFO32のセンサー値をゲーム画面上に表示する

HWiNFO32/64は新たにRivaTuner OSD※2(Statistics) Serverのサポートを開始し、RivaTuner OSD(Stastitics) ServerにDirectXソフトウェア・ゲーム上でHWiNFO32/64のセンサー値を表示することが可能となりました。RivaTuner OSD Serverは、以下のソフトウェアに搭載されています。

  • RivaTuner (更新終了)
  • MSI Afterburner
  • EVGA Precision

この機能が導入されたHWiNFO32/64(v3.81以降)をダウンロード
http://www.hwinfo.com/download32.html

HWiNFO32/64だけでなく、OSD/Statistics Serverを同時に実行している必要があります。OSD/Statistics Server機能は以下に挙げるソフトウェアに含まれています。RivaTuner、EVGA Precision、MSI Afterburner。これらの中から1つ(任意のもの)をダウンロードし、Statistics Serverを起動、そしてHWiNFO32/HWiNFO64のSensor画面を開いてください。

HWiNFO32/64において、Sensors>Configureと進み、RivaTuner OSDで表示させたいセンサー値を設定してください―OSDで表示させたいセンサー値の項目を選択した状態でRiva Tuner OSDセクションの”Show”のチェックボックスにチェックを入れてください。

Support of RTSS – Displaying HWiNFO32 sensor values in Games
http://www.hwinfo.com/forum/Thread-Support-of-RTSS-Displaying-HWiNFO32-sensor-values-in-Games

HWiNFOというソフトウェアの公式Forumにおける製作者の書き込みです。HWiNFO自体は、マシンに搭載されている各種ハードウェアの情報を詳細に確認できるソフトウェアとのこと。というわけで、HWiNFO32をインストールしました。投稿にある通り、MSI Afterburner(そして、Statistics Server)を起動した状態で、HWiNFO32を起動、同ソフトウェアのSensor機能を立ち上げ、Configure画面で設定を終えConfigure画面を閉じる※3。そしてゲームを起動すると、無事、目的のセンサー値※4を表示させることができました※5。また、MSI Afterburnerの機能でFPS数の表示・Screenshotの撮影も行えたので、とりあえずfrapsは御役御免となりました※6

MSI Afterburner+HWiNFO32、In-gameでの実際の表示

今回挙げた、RivaTunerやMSI Afterburnerは、ハードウェアのモニタリングにとどまらず、GPUの動作クロックやファン回転数の制御等を行えるソフトウェアです。滅多矢鱈に弄ると、GPUの寿命を縮めたり最悪ダメにしてしまうこともあります。これらのソフトウェアを導入・使用したことにより何かしらの損害が生じたとしてもその責は負いかねますので、ご容赦を※7

  • ※1 GPUの情報・CPUの情報双方を表示させたかったのにな、と
  • ※2 On Screen Displayの略
  • ※3 Sensor機能は立ち上げたままにしておく
  • ※4 表示させたかったのはCPUの各コアの使用率と、GPUの温度。ついでに利用可能物理メモリとFPS数も表示させることにした
  • ※5 ここに至るまで、MSI Afterburner側・HWiNFO32側で幾らかの項目の設定を行っているのだけど、割愛
  • ※6 その後、手軽さから再びfrapsに出戻りました
  • ※7 僕自身、この分野に関してとんと疎いのです

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